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映画『吉原炎上』を観て仕事に対する意識の高さを考えさせられました。

お正月にテレビで放送していた映画『吉原炎上』の録画を今ごろ見終えました。

30年以上も前の映画です。

 

有名なタイトルなので見ておこうかなと思い録画していました。

それと、名取裕子さんがどの程度脱ぐのかという興味もありました。

有名な女優さんなので、そんなに体を張ることはないだろうと高を括っていましたが大胆なシーンに衝撃を受けました。

他の有名な女優さんたち(二宮さよ子さん、藤真利子さん、西川峰子さん、かたせ梨乃さん)も過激なヌードシーンがありました。

 

特に衝撃的だったのが名取裕子さんと二宮さよ子さんの絡みです。

二宮さよ子さん演じる一番人気の花魁九重が名取裕子さん演じる新人若汐に仕事を教えるシーンです。

アダルトビデオのような過激さです。

五社英雄監督はそういう場面を実演して見せると数週間前の『爆報!THEフライデー』で竹中直人さんが話していました。

そのため女優さんは監督を信頼し過激なヌードシーンの撮影ができたようです。

 

この映画で最後の場面は大規模な火災です。

今ならCGだと思いますがこの作品は30年以上も前なので、どうやって撮影したのだろうと気になりました。

Wikiを見ると本当に燃やしたそうです。

炎が燃え盛る中を大勢が逃げ惑う場面を見て「危険じゃないのかな・・・」と心配でした。

やけどの恐れもあるし、煙を吸い込むのも危険です。

Wikiによると怪我人は出なかったようです。

 

この作品のヌードシーンの過激さや炎上シーンの危険さを見て、女優というのは大変な仕事なんだなぁと思いました。

ネットで見た記事によると、名取裕子さんは出演を決めるまでにかなり悩んだようです。

抵抗があることを覚悟を決めてこなすということに逞しさを感じます。

私は嫌なことや危険なことはできるだけ避けてしまいます。(だから働くとしてもパートやアルバイトしかできないんですね・・・。)

この映画を観て、女優さんの仕事に対してのプロ意識に驚きました。

これを女優魂というのでしょうか。

薬師丸ひろ子さんが『セーラー服と機関銃』でガラスの破片で顔を怪我したり、スーパー戦隊のヒロインのインタビュー記事で撮影中は生傷が絶えないとの話しを見たことがあります。

女優という仕事は「きれいな人がなる職業」のように思っていましたが、それに加えて根性がないとできない仕事なのでしょうね。

お医者さんとか社会的地位がある人が女優さんと結婚することが多いのは「容姿が美しいから」ということだけではなく根性があるところが評価されているのかな、と今回の映画を観て思いました。

 

ところで名取裕子さんの相手役の根津甚八さんが田原俊彦さんと顔が似ている!と思いました。

Wikiを見るとこの映画の製作費は総額1億2000万円もかかっているそうです。

この映画のセットが吉原遊郭ということで特殊で豪華です。

「映画のチラシではこのセット(炎上させる中梅楼のある吉原遊郭の街並みセット)だけで1億5000万円と書かれているが、美術の西岡善信は5000万円と話している」とWikiにあるのでセットは5000万円なのかもしれませんが、そのセットを燃やすとは大胆なことですね。

Wikiによると、この燃やしたセットで深作欣二監督の『華の乱』の関東大震災後のシーンの撮影が行われたそうです。

 

『吉原炎上』の配給収入は6億円とのことです。興行収入が不明ですが撮影の苦労の割には大ヒットというほどではないのでしょうか。

映画はあまり観ないのですが、映画『NANA』の興行収入が印象に残っています。

『NANA』は撮影場所の確保が比較的楽そうで撮影期間も映画にしては短期間だったと記憶していますが興行収入が40億円です。

『吉原炎上』のような昔の映画はセットを燃やして撮影するという危険なことまでやって、現代よりも映画に懸ける想いが強いように思います。

昔は映画以外の娯楽が豊富ではなかったからなのでしょうか。