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詐欺の電話、母がキャッシュカードの暗証番号を教えてしまいました・・・

先日、固定電話に詐欺の電話がかかってきて母が銀行口座の暗証番号を教えてしまうという大変なことが起こりました。

 

登録されていない電話には普段は出ないようにしているのですが、その日は親戚から電話があると分かっていたので、てっきり親戚からの電話だと思い込み画面表示を見ずに母がうっかり電話を受けてしまったのです・・・。

 

以下はその電話の大まかな内容です。

「○○市○○区○○町○-○の●●●●さんのお宅ですね?

○○署の刑事2課▲▲▲▲と申します。

 

金融庁や財務局で調べたらあなたの名前が出てきた。

△△銀行のあなたの口座から50万円払い戻しされている。

銀行同士で情報を共有している。

これ以上引き出されないように暗証番号を変更する。

新しい暗証番号は▲▲▲▲です。

口座を利用停止にする手続きをするので今までの暗証番号を教えてください。

キャッシュカードを封筒に入れて・・・

ここで母は詐欺に気付き電話を切りました。

でもキャッシュカードを渡しはしなかったものの、暗証番号を教えてしまいました・・・。

 

その他にも話の途中で細かい話があり30分以上も通話していたようです。

↓こんな内容だったそうです。

「常陽銀行・東邦銀行・○○銀行・●●銀行で職員が詐欺で捕まったが、郵便局と△△銀行ではまだ捕まっていない。

新宿のセブンイレブンで〇月〇日の深夜〇時〇分、20万・20万・10万払い戻しされている。

常陽銀行であなたの通帳が作られていてお金が振り込まれている。あなたも犯罪に関わっていることになっているんです。」

突然多くの情報を聞かせて高齢者の頭を混乱させるためなのでしょうか。

 

詐欺の電話を切ってから母は警察署に電話をしました。

名乗った人物はやはり刑事2課にいませんでした。

詐欺のような電話のことを話すと詐欺の相談係に「オレオレ詐欺だね。」と言われキャッシュカードの暗証番号を変更してからまた警察に連絡するようにとの指導でした。また、数日間は特に家の戸締りをしっかりするようにとのことでした。

だまされたふり作戦で犯人を捕まえるというようなことはしないのかと少しがっかりしました。

(詐欺の電話は2時間ほどの間に3~4回かかってきたので、警察に来てもらってだまされたふり作戦をすれば犯人を捕まえられたのでは??と思ってしまいました。)

暗証番号手続き後に再度電話をしたら、詐欺の相談係は1人しかいないとのことで他の対応中で話せなかったようです。

詐欺の相談係が1人なんて・・・詐欺事件が毎日のように新聞に載っているのだからもうちょっと人員を割いてもいいような気がします。

 

警察への電話の後、母は銀行3か所でキャッシュカードの暗証番号を変更し事なきを得ました。

 

後で電話のナンバーディスプレイ表示を確認したところ電話番号は無く「圏外」という表示でした。

どういう場合に「非通知」ではなく「圏外」という表示になるのか??

気になって調べたところ、パナソニックのサイトに以下の説明がありました。

「表示圏外(ヒョウジケンガイ)」と出るのはどこからかかってきた電話ですか?
ナンバー・ディスプレイ利用中、着信時に「表示圏外(ヒョウジケンガイ)」と表示されるのは、電話番号を通知できない電話からかかってきた場合で、次のようなものがあります。

 ・海外からの着信
 ・新幹線などの列車公衆電話、船舶、飛行機の電話の着信
 ・ISDN回線で「非通知理由なし」の契約をし、相手が「非通知」でかけてきた場合
   ⇒「非通知理由あり」にすれば「公衆電話」などの表示が出ます。
 ・IP電話やケーブルテレビ会社の電話回線からの着信 (Skypeなど)
 ・ACRデータのバージョンアップの着信など

 ※上記は一例です。また上記のすべてが「表示圏外」になるとは限りません。」

「圏外」という表示は今回初めて見た気がします。

「圏外」は怪しいと思った方がいいのでしょうか。

 

今回のことで「固定電話を見直した方がいいのでは?」と思いました。

親は、固定電話があることで社会的信用があるとみなされることがあるかもしれないと思うと、固定電話をなくすことに抵抗があるようです。

でも一人暮らしでは固定電話が無い家が多いかと思うので、固定電話が無くても問題ない時代になりつつあるのではないでしょうか。

今回の詐欺の電話のようなことがあると、固定電話が無い方がむしろトラブルに遭いにくいような気がします・・・。

 

少し前にハローページ(電話帳)を発行終了するというニュースを見かけました。

ハローページが廃止されたらセールスや詐欺の電話が減るのではないかと期待しています。

NTTのサイトに以下の記載があります。

ハローページの発行・配布終了について
東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、お客さまが固定電話番号をお調べいただく手段として、50音別電話帳(以下、ハローページ)をご提供してまいりましたが、携帯電話やインターネット等、固定電話の代替手段の普及、通話アプリやSNS等のコミュニケーション手段の多様化、個人情報保護に関する社会的意識の高まり等の環境変化により配布数・掲載数が大きく減少していることから、2021年10月以降に発行・配布する最終版をもって、終了することといたします。」

最終版は2021年10月・・・すぐに廃止ではないのですね。

やっぱり固定電話を使い続けるなら迷惑電話対策機能付きの電話に買い替えた方がよさそうです。

 

人のお金を騙し取って平気な人がいるということが悲しく、そんな世の中で生きていかなくてはいけないことも悲しいです。

ただ静かに暮らしたいと思っていても、今回の詐欺のようなことから自分で身を守らないといけないなんて・・・今後も気をつけないといけないと思うと憂鬱です。

 

↓以前、詐欺のハガキが母宛に届いたこともありました・・・

詐欺のハガキが届きました。『総合消費料金未納分訴訟最終通知書』
先月のことですが、母宛に「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」というはがきが届きました。 全く身に覚えがないのですぐに詐欺だと思いましたが、それでも実際にハガキが届くと不安になります。 ↓このはがきです。 ハガキが届いてすぐに母が「...

 

 

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↑この電話機(シャープJD-V38CL)を購入しようか検討中です。

以前くらげネコさんのブログで紹介されていて気になっていた電話機です。

通話録音・警告メッセージ・お名前確認ボタンの機能が良さそうです。