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やりたいことがないかもしれない。

著者 瀬海歩、漫画 てぃーえー『ヘナヘナ快進撃: (漫画)ニートひきこもりうつの私にワクワクの源泉が与えた奇跡』を読みました。

著者は「人生でやりたいことリスト」を作り、好きなことを試してうつが解消されました。

例えば「中国でサソリを食べる」とか「グラススキーに挑戦する」とか「パソコンの国家資格を取得」ということを実践していました。

リストは100個まで増やしたそうです。

 

今の私はやりたいことが特に思いつきません。

良い暮らしをしているわけではないのにやりたいことがないなんて異常かもしれません。

無意識のうちに「貧乏だから無理」と思い込んでいて願望が無くなってしまうのかなぁと薄々思うときがあります。

他に思い当たるのは、何かしたいと思ってもそれに付随する諸々のことを考えると面倒になってしまうということです。

例えば舞台鑑賞をしたいと思っても座席が選べないシステムだと「出入りが楽な通路側の席じゃないと嫌だな」とか「混雑して帰りのバスは大変なんじゃないか」などつまらない心配がいくつも湧き上がってきて、結局どこへも行かないのです。

 

20代の頃は行きたいところに行って楽しんでいたのに、今はそんな気になれません。

いろいろ余計なことを考えすぎてひきこもりになっています。

 

一緒に楽しむ人がいないからなのか、とも思いましたがそうでもないようです。

まあまあ親しい親戚に遊びに誘われても「この頃出掛ける気になれなくて・・・」とか「出掛けるのがあんまり好きじゃないから。」と言って断りました。

普通断るにしても「その日は予定があるから・・・」などというべきかもしれませんが、「いつなら空いてるの?」と言われると困るので、この頃は正直に言って断っています。

 

混む場所に出掛けると何かトラブルに遭遇する確率が高いのではないかと考え、自分のトラブル対処能力が低いのでトラブルに遭わないようにひきこもりになっているんだと思います。

 

この頃は親との買い物ぐらいしか出掛けません。

つまらない人生で終わりそうです。

 


ヘナヘナ快進撃: (漫画)ニートひきこもりうつの私にワクワクの源泉が与えた奇跡